皆様へのメッセージ 2002年9月25日の計画 21世紀も2年目を迎えたと思ったら、瞬く間に夏が過ぎ、9月11日の同時多発テロ一周年も過ぎ去って、秋という季節を迎えつつある今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 当プロジェクトにおきましては、「毎月25日に、是非、身近なところで結構ですから、世界の水に愛と感謝の想いを送りましょう」と提案しております。 今月は少しメールの送付が遅れてしまっていることをお詫び申し上げます。毎月、もっと余裕を持って皆様方に呼びかけを行おうと思っているのですが、なかなか追いつけずにおります。それでも気楽にリラックスした状態で続けていければと思っております。 また、まだお返事を差し上げていないメールもあります。申し訳ありません。もう少しお待ち下さい。よろしくお願いいたします。 今月は、当プロジェクトにつきましては、講演会などでプロジェクトの趣旨を皆様に説明する機会に恵まれました。 前回のメールで書きましたように、9月7日(土)8日(日)に開催された「第9回フナイ・オープン・ワールド」において代表江本は、「緊急メッセージ『水からの伝言』2003年7月25日世界の水に愛・感謝を」という題目で講演をさせて頂きました。そして皆様方から暖かい反応を頂くことができました。 私も同じ週末に開催された「地球とみんなのフェスティバル」にて、講演をさせて頂きました。 さらに、同時多発テロ一周年を迎えた9月11日(水)には、犠牲者へ追悼の意を表し平和への祈りを行うために、池袋サンシャインシティ地下一階の噴水広場にて、「ピース オン アース」というイベントが開かれました。代表の江本は、五井平和財団理事長の西園寺裕夫さん、日本国際親善厚生財団コーディネーターのアマディヤール・ジャファールさんとともに、ゲストスピーカーの一人として招かれ、地球の平和や人類の将来についてともに語り合いました。イベントの最後に行われた「ワールドピースフラッグセレモニー」では、参加者の皆さんで世界のすべての国の平和を祈りましたが、江本は日本の国旗を振る役をさせて頂きました。 これらの講演会やイベントを企画してくださった皆様方、そして参加してくださった皆様方に深く感謝いたします。また、これらの講演会やイベントの様子につきまして、写真入りの報告をホームページにアップしましたので、是非ご覧下さい。 さて、今月の水に関してのトピックですが、以下のメールを私どもの友人から頂きました。 江本 勝 先生 毎々大変お世話になり、誠にありがとうございます。 お仕事とは別件なのですが、ぜひ、「水への愛と感謝」プロジェクトで取り上げていただければと思うことがありまして、お知らせさせていただきました。環境系のMLやホームページではだいぶ話題になっておりますので、もうすでにご存知かも知れません。 茨城県の笠間市に「関東の摩周湖」とも呼ばれる湧水だけでできた美しい湖があります。「ふじみ湖」といって、私有地だったために、あまり人に知られなかった「幻の湖」です。ここはもともと、採石場だったのですが、閉山になり、その跡地に涌き水が湧いて、周囲約700メートル、約3万平方メートルの湖と湿地帯となったものです。 この湖を埋め立てて、産業廃棄物の処理場をつくる計画が進められ、10月に着工予定です。 この湖を何とか守ろうという市民の方々が集まって、Webサイト「ふじみ湖プロジェクトY(Yes)」を立ち上げました。 Yesというのは、産廃処理場建設に「反対」という立場でなく、あくまでも、ふじみ湖保存に「賛成」という立場ということです。 この運動によって、いままで知られていなかった「ふじみ湖」は全国に知らせるようになり、TBS「噂の東京マガジン」をはじめ、テレビニュースや新聞などで取り上げられました。また、エベレスト清掃登山で有名な野口健さんも訪れ、次のような文章を発表しています。 私も現地に行ってみましたが、エメラルドグリーンの水がとても美しく、どこまでも底が見えるようです。ただ、すでに閉鎖されて湖のそばに近づくことはできません。 建設の反対運動というよりも、ぜひ多くの人に知らせたく、ぜひ、「水への愛と感謝」プロジェクトでお取り上げいただければと思い、お知らせ申し上げました。小さいインフォメーションという形でも結構ですので、ご検討いただけませんでしょうか。 どうか、よろしくお願い申し上げます。 サンマーク出版 私もいくつかのメーリングリストでこの「ふじみ湖」に関してのメールが流れておりましたので、気に掛けておりましたが、このようなメールを頂きましたので、是非、私どものプロジェクトといたしましても、取り上げさせて頂きたいと思っております。 今月9月25日に(多少日にちが遅くなっても構いません (^^;))、皆様方が、世界の水に愛と感謝を送っていただく時に、是非この「ふじみ湖」も想いの中に入れて頂き、摩周湖のように美しいその「ふじみ湖」の水に対しても、愛と感謝の想いを送っていただけないでしょうか。 以下のホームページに湖の写真なども掲載されております。 よろしくお願いいたします。 さらに、私どもの別の友人たちが、10月6日(日)に「ふじみ湖」を訪れるバスツアーを計画しております。 以下にその案内メールをそのまま添付いたします。 テーマ 『いま注目の湖 ふじみ湖に行こう!』環境学習 第1回遠足バスツアー 10月のビーグッドカフェは、茨城県笠間市福田にある「ふじみ湖」で開催します。TBSやテレビ東京で放映されてから注目を浴びている湧水の湖「ふじみ湖」は、県の産業廃棄物最終処分場として所有権の移転が10月に行なわれ、その後すぐに工事が始まるとされています。 今回は、ふじみ湖の問題点を知り、ゴミ問題を考え、林の中で自然の愉しみ方を学習します。ご一緒に行きましょう!(現地では何故か既に目隠しフェンスの工事が始まり、ふじみ湖を一望すること自体困難になりつつあります。) 2002年10月6日(日) ふじみ湖のお話/田中宏(ふじみ湖保存運動) 北大路魯山人は万能の異才陶芸家であり、約30年住んだ春風萬里荘には、たくさんの作品が展示されています。 ■集合と解散 ■ご注意 ■参加料金 \5000 ■申込み方法 ■お問合せ/03-3446-9477(10:00〜18:00) [email protected] プロデュース :シキタ純、ミック板谷、中野裕之 http://begoodcafe.com/ ご参加いただけるとふじみ湖の様子を詳しく知ることができることと思います。私も参加する予定にしております。 実は、ふじみ湖の保存運動をされている田中宏様宛に、当プロジェクト代表の江本よりメールを差し上げておりまして、昨晩、田中様からメールでそのお返事を頂いておりました。 そして先程電話で直接田中様とお話をすることができまして、「自由に引用してくださって構いません」との許可を頂きましたので、皆様へのご参考のために、以下に田中様から代表江本宛に頂いたメールを添付させて頂きます。 江本勝先生 初めまして、こちら、茨城県笠間市で、ふじみ湖という湧水湖の保存をしている、田中宏と申します。メールありがとうございました。誠にうれしく拝読しました。 先生の水の結晶のお写真の本は、大変な驚きと感動で読ませて頂きました。去年の暮れ、小田原の鈴広蒲鉾での事です。鈴広さんでは、満月の夜に、地下水を2時間月光にあてて、その水でさらした魚を原料に、満月蒲鉾を限定生産しているとのことでした。水は、単なるH2Oではない、と、春日大社の葉室宮司さんもおっしゃってました。言葉に反応するのが素晴らしいですね。 ふじみ湖では、産廃処分場問題があり、その反対運動が5つほどありますが、私たちは賛成運動です。処分場反対ではなく、湖保存賛成、ノーではなく、イエスで、プロジェクトY(YES)ということではじめたところ、いい結果が出ております。もちろん処分場のほうも10月着工で、差し迫ってはおりますが、まだ、湖が全国に知られて数ヶ月、これからが本番です。 是非、ご指導お願いいたします。この湖は、私たちに多くの大切な事を教えてくれます。また、希望の泉でもあり、小さい湖を守る意義はきわめて大きいと思います。コノハナサクヤヒメの鎮守の森を破壊した跡に、忽然と誕生した地球の宝、マイナスをプラスに転じる、まさに不死身湖です。 祈りの力は、見えない力かも知れませんが、一番大きな力ではないでしょうか。水はその力を形にしてくれます。取材していただければ幸いに存じます。関連情報、続報いたします。資料もお送りいたします。ご多忙とは存じますが、宜しくお願い申し上げます。 ホームページ、コンテンツから入る「自然派大道芸人の独り言」は私の担当です。(最近、更新がのんびりですが) * 本日発売のサンデー毎日のカラーグラビアでも、ふじみ湖が大きく取り上げられております。 田中宏 さらに先程、直接田中様と電話でお話しして知ったことなのですが、昨年の大晦日に皆で集まって、湖の名前を「ふじみ湖」と決めたそうです。そして何とこの集まりの場では、名前を決定するのに先立って、「水からの伝言」を皆で見ながら、水や水に対する意識の力などについていろいろと想いを馳せていたそうです。 ですから、この「ふじみ湖」という名前のネーミングが生まれるに当たって、「水からの伝言」が陰で一役買っていた、ということのようです。 いろいろな出来事が、水を介して、不思議な御縁で繋がっているようです。 さて、今後の予定ですが、来月10月の末には、事務局長の根本は一週間ほどイスラエル入りして、来年2003年7月25日にガリラヤ湖周辺で開催予定の「世界の水に愛と感謝を捧げるセレモニー」の現地調査に行ってくる予定にしております。 ヘルモン山から流れ出る水がガリラヤ湖へと注ぎ、さらにヨルダン川の流れに乗って、死海へと流れ込んでいきます。ガリラヤ湖はイスラエルの周辺地域にとって重要な水源となっています。また、パレスチナ自治区のあるヨルダン川西岸地域はまさにこのヨルダン川の流れに接してその西側一帯を占める領域となっています。 現地に入って、その場の波動を感じながら、来年セレモニーを行うための最適の場所を見つけたいと考えております。 イスラエルに関しましては、江本の友人である 寺山心一翁 さんにたくさんの有益な情報やアドバイスを頂きました。深く感謝申し上げます。 さらに、イスラエル政府観光局 の千明俊郎さんにも今回イスラエル入りするに当たってのアドバイスをたくさん頂きました。感謝いたします。 また、現地の状況に関して、特に来年上記のようなセレモニーを開催するに当たって有用な情報をお持ちの方は、メールなどで当プロジェクトまでご一報下されば、大変有り難く存じます。よろしくお願い申し上げます。 皆様方の水への愛と感謝の祈り、ならびに当プロジェクトへのご協力につきまして、深く感謝いたします。 今後ともよろしくお願いいたします。 |
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