江本勝の愛と感謝の「循環」旅日記

2002-11-26 【9】ブレーメン、ハンブルグ、ケルン

11月26日(火)

フランクフルトから北東へ400キロほどのところにあるブレーメンという町でのセミナーである。主催者は精神世界系のブックショップを経営しているxxさんという方。場所はブレーメン大学の階段講堂で、ここも500人の定員がいっぱいとなるほどの人が集まった。地元のテレビ局も取材に来ていてインタビューを受ける。質問の内容からして結晶写真のことが良く勉強されているようで嬉しかった。

ブレーメンという町はベルリン、ハンブルグと並んでドイツでは3つしかないいわば自治権を持っている市とのこと。そのせいか町に入ったとたん何かほかの町と違う印象を受けた。質実剛健といった感じか。またブレーメン大学の大きさにもびっくり。シーメンスやIBMなどの1流の企業が大学構内に共同の研究所などを出していて、産学協同のスタイルがとられていた。将来楽しみな町であると思った。

11月27日(水)

ブレーメンからハンブルグまでは約1時間。駅にはやはり精神世界系の本屋さんをやっているxxさんが迎えに来ていた。今年の3月にハンブルグにきた時にヨルクに案内されて会ったことのある人だ。コンラッドさんの古い友人で、イヴェント関係の仕事ではなかなか素晴らしい仕事をされている、とコンラッドさんに聞いていたのだがやはりその通りであった。中世からの歴史を持つと思われる中クラスの音楽ホールが予約されていて、そこは定員いっぱいの700名を越える人となった。

ホールの中の喫茶室の壁にはここを訪れた有名な音楽家の写真が飾ってあった。その中にヘルマン・プライ(5,6年ほど前になくなったバリトン歌手、リードの分野での第1人者だった。)の写真を見つけてとても懐かしく思った。30年ほど前、私が名古屋の読売新聞社の社員であった時、新聞社の招きで来日した彼と食事をし、酔っ払って彼の前でカンツオーネを歌ったことを思い出したからである。その中でまた得意になって歌を歌ったことは言うまでも無い。

それにしてもこのハンブルグの町と私の相性はとてもよい。最初に来たのが1年前の7月、そのときは名門ハンブルグ大学の講堂でやはり満員の人が来てくれて、2回目は今年の3月、シュタイナー学園で行われた時も会場が超満員となったことを覚えている。いずれも主催者が違っているのだが、どうしてであろう。

11月29日(金)

ハンブルグから4時間ほどかけて前日の夕方ケルン駅に到着した。駅に着いてびっくり、主催者のやはり精神世界系の書店の若いオーナーのxxさんが、店員を連れてきてプラットホーム上での思わぬパホーマンス。


ケルン駅のプラットホームで歓待を受ける江本勝

こんな歓迎振りは後にも先にも初めてで、一同大感激をした。その日は久しぶりに日本食を食べることができた。セミナーは明日だからである。ヨーロッパシリーズはどこも大歓迎でとても快適なのだが、ひとつ困ることは夕食のこと、大概8時ごろから始まり11時ごろまでかかるので、ちゃんとしたレストランがもう開いていないのだ。そのころ開いているのはパブか中華なのでなかなか日本食にありつけない。

翌日のセミナー、今回のドイツシリーズ最後の日でみんな張り切って望んだのだが、意外と人が入らなかった。1200名の会場で350名ほどであった。やはり、町町によってだいぶ評判が違うものだ。主催者の力なのか、風土の問題なのか気になるところだ。

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