江本勝から皆様へのメッセージ 愛感謝プロジェクトについて 昨年7月1日に私の提唱でスタートした“世界の水に愛感謝を捧げようプロジェクト”はおかげさまにて、その1年目の行事を別添根本泰行事務局長の報告のように、全世界から多大の共鳴と、具体的な参加を得て、無事に終えることが出来ました。ここに代表者として、参加いただいた皆様に心より御礼申し上げると共に今後の方針について、提言させていただきたいと思います。 私がこの1年間、このプロジェクトについて趣旨をご説明し、参加を呼びかけて歩いた都市は次の海外52都市、国内36都市に及びます。(重複都市除く) [国外] [国内] こうやって振り返ってみると、良くまあ歩いたものだな、また良くまあ企画を立てて呼んでくれたものだなと、感じるところ大であります。また、合計で88回の道行きとはまるで、88箇所めぐりのお遍路さんのようだったんだなと、今この原稿を書きながら思っております。 きっと、根本事務局長からの報告以外に、たくさんの個人、団体の方がこの日、7月25日に何らかの形で参加していただき、世界中の水に愛と感謝を捧げてくれたのではないかと思います。 さて、その成果はどのような形で現れるのでしょうか?約1ヶ月ちょっとたった今、ポジティブな形で現れたことは残念ながらまだ何もありません。逆にネガティブな形のものが急に現れてしまいました。イスラエル国内での大きなテロ事件、イラク国連事務局の爆破などが相次ぎ犠牲者がたくさん出てしまいました。そのようなニュースを聞くたびにとてもショックで悲しい気持ちになったことを正直に申し上げます。唯一つ、北朝鮮問題で平和解決のための六角形テーブル設営されたことに期待を持ちたいところですが・・・・・。私が世界のいろいろなところで述べてきている祈りの効果というものはそんなに儚いものなのでしょうか? いやそうではありません。私が頼りにする長老たちは、“物事が大きく変化するときには必ずこのような膿みだし現象が起こるのですよ”と言ってくれています。そして私はいつももう一つのことを申し上げています。それは、祈りの結果できあがった美しい結晶がいつまで続くのであろうかという質問に対して、私は次のように答えているのです。 “結晶は言ってみれば家を作るときの設計図と同じであると思います。しかし、設計図がいくら素晴らしい物が出来ても家は建ちません。家を作るためには大工さんが必要ですし、設備屋さん、屋根屋さん、漆喰屋さん、ペンキ屋さん、カーペット屋さん、建具屋さんなどたくさんの仕事をしてくれる人が必要ですし、その人たちに支払うべきお金も必要です。そして時間も必要です。その家が大きければ大きいほど、時間もお金もかかりますね。ですからその家の規模により、その設計を作ってもらった人すなわち施主が、その家を必ず作るんだという意志を継続させる必要があります。そして初めて家は出来るのです。でも運の悪いときは、建設中に嵐が来て家がめちゃめちゃになる時も有るし、洪水で流される時も有ります。しかし、施主の方が、どんなことがあってもこの家を作るんだと思い続ければその家は必ず建つわけです。” もう皆さんお分かりですね。私たちは世界平和の家を建てたい施主なのです。ですから、その願いは継続的に発信、あるいは持ち続けなければなりません。そうして初めて世界平和の家は建つのです。 まだ私たちの世界平和の家の設計は、出来上がったばかりです。この共同設計に参加した私たち施主は、これからがその役割の見せ所になるわけです。そのために、今後どのようにこのプロジェクトを続けるか、以下に私からのご提案をここにさせていただきたいと思います。 2004年7月25日までの計画 どこに世界平和の家を建てるか?・・・そこは今皆さんが住んでいるところです。 どうやって運動を続けるか?・・・皆さんの家の台所の水、井戸の水、買ってきたミネラルウオーター、お風呂の水、トイレの水に、毎日愛と感謝を捧げましょう。もちろん近所に川があったら、池があったら、湖があったら、海があったら日曜日や休みの日に、家族や友達とそこに行って、それぞれの水に対して愛と感謝を捧げましょう。そしてもしそこにごみが落ちていたら、それを拾ってきれいにしてあげましょう。 2004年7月25日には何をするのか?・・・特にいつもと変わりません。ただし私は、どこか、然るべき所、それはやがて私に伝えられるでしょうが、そこに参ります。近くの人はぜひそこに来てください。遠くの人はともに祈ってください。その場所は、本サイトにてお知らせすることになります。 何事にも中心、コアとなるべきところ、人が必要です。私は私でこのサイトを通じて常にそのエネルギーを発信し続けます。皆さんは皆さんで今いるところがその中心で皆さんそのものがコアーです。自分自身に対して、家族に対して、地域の人に対して世界平和の家の建設のための思いを発信し続けてゆきましょう。 そして来年の7月25日、どこにいても何をしていても世界中の仲間との連帯意識を感じながら、ちょっとだけ私のいるところに思いをはせてください。傍らの水を通じて私のいるところの水に対して愛と感謝をささげましょう。そしてまたどこかでお会いしましょう。私は歩き続けます。 水への愛と感謝プロジェクト代表 江本 勝 |
Copyright (c) 2002 - 2005 Project of Love and Thanks to Water |